表題の通り、本日朝、病院玄関前に、子猫ちゃんがプラスチックのケースに入れられて置いていかれた方がいます。
開院して以来、何度かありましたが、久しぶりにちっちゃな赤ちゃんのご訪問。
1ヶ月ちょっとのクロネコちゃんです。
簡単な置き手紙がありました。
監視カメラにはばっちり写っています。。。
お風邪をひいて、目が開かず動けなかった様子です。
取りあえず、風邪の治療、ノミ、内部寄生虫駆除、FIV、FeLV検査等順次進めていきます。
弱ってはいますが、離乳食をあげると少しずつ食べてくれます。
保護して、病院前に置いていかれた方、
この後、ご自身で、よくよく今回されたこと考えてみて下さい。
「自分の住まいでは、飼うことが出来ない。」
「アレルギーがある。」
「金銭的余裕が無い。」
いろんな理由があると思います。
子猫を保護されてくる飼い主さんのほとんどが、
道路で、公園で、泣いていたり、動けなくなって衰弱していたり する子達を、
それまで、飼うつもりも無く、準備をしているわけでも無く、いままで猫を飼ったことも無くと言う方が多くいます。
それでも、取りあえず拾ったから、動物病院に連れて行こう!って来られます。
ぶっちゃけ、タダで駆虫したり、診察代頂かなかったり、一杯あります。
それって、連れてこられるこれから飼い主になってみせるってゆう気持ちですよね。
飼えなくても、当院の飼い主さんに話したら次の日に飼って下さったりなどなど。
置き手紙を見ると、お若い方ではないかなあと思いますが、
これからご自身で生きていかれるなかで、今回のことが、良いことをしたか、
ほかのやり方があったか、考えてみてくださいね。
私自身も、同じく、これで良かったか、他のやり方があったか、いつもいつも自問自答するようがんばっていきます。